昨日は実家に戻ってまた日本酒祭り。でも大人飲みで飲み比べだったので、味を堪能しながらゆっくり飲んで、気持ちよく一人部屋で寝たら家族全員仕事に行ってました。実家に帰ってきた意味。笑
さて、一昨日のフォーラムで『生理になるとトレーニングが出来なくてつらい』という質問がありました。
その質問に対する答えの一つとして、今回はトレーニングの原理・原則について触れようと思います。
トレーニングの法則についてもぜひ👇
全部話してしまうと、長すぎるので、まずはこの5つの基本原則があることから。(3つの原理があることはまた次回に)
この中で、先程の質問に対して、全面性の原則、と個別性の原則、に注目して書いてみます。
トレーニングは偏らずに全体的に
『全面性の原則』は、足だけ、右腕だけ、という偏ったトレーニングではなくて、全身を満遍なくトレーニングしましょう。持久力だけでなくて柔軟性も、平衡性の能力も鍛えましょう、というルール。
例えば、怪我した時やリハビリ中は、怪我した方だけをトレーニングしやすいですが、その場合は反復回数や頻度で調整し、両方トレーニングする必要がありますし、鍛えるだけじゃなくて、柔軟性も同時に鍛える必要がありますよね。
女性の場合、生理の日はスピード系や持久系はきつい。そんな時にはヨガやストレッチ、バランスを鍛えるための室内トレーニングなどに変更して、身体の機能を高めるトレーニングに変えればいいと思います。
これしなきゃ!!
という思考は必要ないと思います。
パフォーマンスを上げるには、ありとあらゆる方法があるのです。決めていたトレーニングは考えた時ベストであっても、今の自分にはベストで無ければ、その時のベストに変えるべきです。
ストレッチだって、れっきとしたトレーニングの一つ。
その時のベスト、という話で大事なことが『個別性の原則』
大学でこの理論を学ぶまで、「なぜ私は他の選手と同じトレーニングをしてもパフォーマンスが上がらないんだ!」という悩みを抱えてました。逆にトレーニングできているのに結果が出ないこともあって、ふてくされてました。笑
あの時にこの理論を知っていれば。。。ということで、一番好きな原則です。
先ほども言いましたが、強くなるにはありとあらゆる方法があるのです。じゃなかったら、楽しくありません。
基本は必要ですが、応用はいくらでも変えられます。数学の公式と同じであり、公式さえ知っておけば色んな問題が解けるようになると思います。
また国語のように同じ意味だけど、違う言葉で表現することで伝わりやすさも変わります。
いろんなランナーがいてこそ、いろんなコーチが存在するように、教わるもの教えるもの、それぞれの身体なので、もしコーチにこのトレーニングがいいよ、と指示されていても、今はそれをすべきではない、という身体の反応に従うべきです。
最後に、べき、という言葉を使ってしまいましたが、女性の身体は本当に繊細です。わたしは男性と同じようにトレーニングを考えて身体を壊したことがあります。
なので、あえて言いたい。
生理の日がしんどいのであれば、それは身体の異常を示すサインです。絶対その声を優先してください。
ちょっと今日は強めの発言でしたが、女性はもっと自分の身体を大切にしてほしいですね。
こんなところで。
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