昨日は会社で定期的に行っている『Dreamers Summit』の第三回イベントでした。
このイベントはこんな趣旨のもと行われています。
「憧れの景色を見てみたい」「憧れの山に登りたい」そんな夢や希望を持った方々が訪れるMIURA BACE CAMPは、たくさんの山の情報や魅力が集まる場所です。「Dreamers Summit」はゲストスピーカーによるミニ報告会に合わせて、参加皆様がそれぞれの山旅の経験などを共有し、次の目標や夢を叶えるきっかけの場です。山が大好きな皆様、是非お集まりください。 ー ミウラ・ドルフィンズHPより ー
今回のゲストは、杉田秀之さん。「奇跡体験!アンビリーバボー」でも放送されたのですが、昨年、三浦豪太とともに、富士登山へチャレンジしました。
詳細:「二度と歩けない」夢を絶たれたラガーマンが仲間との12年越しの約束“富士登山”に挑む姿に密着|TVLIFE web - テレビがもっと楽しくなる!
杉田さんに襲い掛かった『脊椎損傷』は、大学ラグビーの練習に起こったこと。部員の結束力を高めようと計画されていた「富士登山」は、杉田さんの怪我が回復したら一緒に行こう、と延期になりました。
しかし、お医者さんから受けたのは
100%回復は無理
その宣告を受けながらも2年間のリハビリにより、奇跡的に歩行が可能なところまで回復。そして月日が流れて12年後の昨年に富士登山が計画されました。
富士登山までの経緯:仲間とならやりたいことに挑戦できる。麻痺に負けずに富士登山に挑んだ杉田秀之さんがくれた勇気|KEEN
12年前当時の富士登山でも三浦豪太への同行をお願いしていたこともあり、再び、この計画が三浦豪太と共に進められました。
三浦豪太からの案が「HIPPO」を使うこと。
今回の登山で使用した、車椅子『HIPPO』が日本に導入された経緯がまた私にはかなり響きました。
今回の挑戦は大前提として杉田さんの「努力」がないと達成できなかったと思います。しかしその努力を後押しした、ラグビー仲間・監督の「絆」が無かったら叶わなかった。そして、サポートをした多くの企業や人がいること。それを、ご本人の口から語られることの、重み、はなかなか言葉にできないものでした。
杉田さんの挑戦は多くのメディアや個人に拡散されました。そのいきさつに三浦豪太の言葉があったと言います。
この経験を独り占めしちゃいけないよ
『人の力を借りて、達成できることがある。それを伝えていくべきだ。』そう思い、今回の報告会も引き受けてくださいました。
人の力を借りる、ということは、なかなか簡単なことではないと思います。たくさんの人を巻き込む力が杉田さんが持っていたことは確かです。私ごとを書かせてもらうと・・・・私もトレイルランニングというスポーツを挑戦している身として、人の力のパワーをたくさん感じています。自分だけだとできない挑戦を人の力を借りたことで達成できた数々のレースがあります。そのことを私も伝えていければと思います。
最後に、三浦豪太の挨拶にこんな言葉がありました。
僕は山というのは山頂に答えがあると思っている。富士山は何度も登ってきたけれども、今回の杉田さんの挑戦を一緒に遂げて、新しい答えが、扉が開かれたと思います。
Foever Friends
羨ましい、と思ってしまう大きな大きな絆を教えてもらいました。そして、改めて、山というのは、自然という自分ではどうしようもできない壁に対して向き合うことの大切さを感じさせてくれるものだと、感じました。
Dreamers Summitは、毎回ricopuaさんのご協力で、とてもとても美味しくて、たくさんのお料理をいただきながらのトークセッションとなります♩ぜひ、次回もお楽しみに!!
今回も、雨の中お越しいただきありがとうございました!!
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*最後に
多くのメディアにより、今回の杉田さんの挑戦について語られているため、私のブログではかなり雑な紹介となってしまったことをご了承ください。貼り付けさせていただいたリンクに頼る形となりましたが、ぜひご覧いただければ嬉しいです。
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女性アスリートとして、山の運動生理学についてなど、トレイルランニングを通して得た情報を発信していますので、よかったら下の画像をクリックして応援してください♩