キミノの大冒険

トレイルランニングによって感じたことを綴っていきます♩

UTMF2018-来年に向けた6つの反省点-

キミノの大冒険2018

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結果: 29時間34分35秒/女子総合8位

今年の一番のビックイベントはやっぱりこのUTMF。3年分の想いの詰まったはじめての100マイルは総合8位で終わった。

上の図を見て分かる通り『前半のんびり+後半追い上げ型』これが思い通りだったかと言うと、大きい枠では狙い通りであり、A7きらら(128km地点)からギアチェンジをさせる作戦は見事に成功。杓子山を走れるように足を残していたので、すごく楽しく走れた。ただ内容からすると前半の ”のんびり” が想定外。本当は ”たんたんと” 程度にしたかったがダラダラしてしまった。後半とのギャップを考えると、前半のペースコントロールをうまくできれば、上位で争えれたので大失敗。来年に向けて、反省点まとめてみました。

  

良い子ちゃん現象再び -魔の23時-

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一番の反省点は『夜の眠気』。夜が苦手と分かっていたが対策が甘かった。Andorraの時と同様23時に眠くなり、カラダが冷えてジャケットを羽織るほどペースダウンした。眠い中、山の中を走るのは事故が怖い、A3A4地点で早くも仮眠を15-20分取った。夜中の3時半過ぎにA4到着。だが『起きるのに疲れたからゆっくりしたい』と、昨年から続くマイナス思考が、この大会でも消えなかった。『遅いと感じるだろうけど、まだ最低ラインのペースだから。まだ焦らないで良いよ。』とサポーターに声かけられ、エイドをスタートした。

夜が明けて少しずつ目が覚めてきた時、朝日とともに富士山が姿に励まされた。『自分の我がままに皆を巻き込んでいるのに…』やっと落ち着くことができ冷静になれた。

 

ゆっくり走ることに慣れてないf:id:k1m1n0:20180529143230j:plain

2つ目の反省点は100マイルペースに慣れていなかったこと。レース前に今回女子2位丹羽さん、4位星野さんに混ぜてもらい試走を行った。その時に教わった『100マイルのペース』は想像以上にゆっくりだった。スロースタートを切れたのはこのおかげ。天子山塊では、丹羽さんと一緒に登らせてもらった。レース中の走り、というものを生で感じさせてもらいたかったからだ。この時感じたことは、私の足の回転数が圧倒的に遅いこと。そうなると筋力任せとなる。脚力は強い方なので短いレースだと持つが、長いレースだと通用しないのは瞬間的に分かった。さらにUTMFはトレイルとロードが何度も繰り返される。長い時間走ることで走り方の切り替えが雑になることも感じた。ゆっくり長くは関節に堪えたため、何度もストレッチを挟んだ。後半スピードアップしてからこの悩みは無かったので、少なからず要因の1つだろう。

 

 

青空と笑顔のエイドレストラン

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基本的になんでも食べられるから、エイド食はサポーターペコにすべてを託した。『お任せあれ!』と元気に応えてくれ、用意してくれた1つが、出身県のお粥『山口のお粥』出身県産ってだけで元気になるのがスゴイ。そして、のど越し最高の『素麺』、そしてその時々に合わせてくれた食べ物。A7きららではなんと『ソフトクリーム』まで。笑 後で裏話を聞くと笑っちゃうほど大変だったみたいだけど、すごく笑顔になった。コンスタントに食べようと、今回はレース前半からしっかり食べるようにジェルの数をしっかり計算して準備した。だが走ってみると、そんなに要らない…今回のレースの場合、エイド間が1か所を除いて2-3時間以内。エイドでしっかり食べられれば、ジェルは最低限で走れることに途中で気づいた。ジェルとエイド食の配分を間違えたのが今回の反省点3つ目。

 

エイド滞在時間という天使と悪魔の時間f:id:k1m1n0:20180529144231j:plain

A5『勝山』にて、サポーター祥さんから『足回る?』と聞かれた。『ここからエイド時間少なくできる?走る速度は前の人とそんなに変わらないからまだ上位狙えるよ』どうやらエイドの時間が長いらしい。この声掛けをキッカケにスイッチが入った。前半にだらだらしていたのをそのまま引きずってしまい、エイド時間をなんにも考えてなかった。これが反省点4つ目。眠気があった前半は仕方ないが、そのままダラダラ中盤もエイドで長居、後半急いだつもりがこのタイム。楽しい時間は大事だが、順位を狙うにはシビアに行かなければ。あとで分析した結果が上記のグラフ。女性TOP10の中でダントツエイドの滞在時間が長いのが私(薄いオレンジ)。

 

選択肢を減らして行動パターンを減らす

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何かあった時の『念のため』の準備が必要以上に多かったと感じた。特にウエアの選択が下手だった(反省点5つ目)スタート時刻の冷え込み、眠さによる急激な体温低下、夜明けからの気温上昇、杓子山稜線の風の強さ。体調・環境・時間帯による変化に対応しようとウエアの準備を行ったが、選択肢が多くなると考えることが増え、次はどれを着ようか、と疲れてしまうことに気づいた。圧倒的に様々な状況でのウエアの使用頻度が少ない。そして、100マイルと長くなると、ウエアの着脱がめんどくさい。すぐに着れて、すぐに脱げるウエアがベスト。用意していたウエアの中にこのことを対処できるウエアがあったが、レース当日に選択できなかったのは、普段から意識してウエアを選択出来ていなかったからだ。

 

初めての100マイルの前に初めてのメディアf:id:k1m1n0:20180528111851j:plain

レース前日は必携品CHECKにカメラが付きっきり、NHKからインタビュー。レース当日はスタート前のコメント、走りながらのコメント、エイドでのカメラの張り付き。これが初めて100マイルを走った!というよりも印象が強い『初めて』の出来事。注目されるのに弱いんだな、と改めて感じた瞬間でもある。どうしても、なにか喋らなきゃ、余計な事話さないように、なんて大層なことを色々考えちゃう苦手なことは知っていたので、今回も気にし過ぎないように、とレース前は特にスイッチを切り替えれたが、A2麓エイド(50km地点)での最初の張り付きが思ったよりも緊張した。トップ選手はこうゆうの慣れているんだろうな、、、と感じながらも、私の気にし過ぎの性格を直さなきゃ勝てないな。と最後の反省点6つ目。

 

 

反省点ばかりだが、レースでの体験というのは貴重だ。こんなにもトレーニング・走り方・戦略・エイド・ウエア・食べ物などの課題点が挙げられたことは、これまでなかった。一つの要素が強くても勝てない、様々な要素を予測してどう戦うか、一回走ったから来年は勝負の年だ。いまからワクワクが止まらない。

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