昨日9月17日に、武蔵五日市駅スタートでハセツネコースを走ってきました。
山のコースタイムで29時間11分なので、0.5掛けの休息含めて15時間ペースでスケジュールを立てました。男性トップこのコースは7時間で走れるので、更に半分の速さで走ると言うのだから凄さが伝わります。
今の私は、行ったことないところ、日本アルプス以外は、0.5掛けのペースならゆとりを持って走れます。今回はソロなので、このペース設定にしました。
コースは何度か走ってることと、エスケープルートは下サイトを参考にいくつか確保しました。
ハセツネ前半試走 武蔵五日市⇒数馬の湯 - Local.Link.Lead
ハセツネ中盤試走 数馬峠⇒玉翠荘 - Local.Link.Lead
ハセツネ後半試走 鋸山⇒瀬音の湯 - Local.Link.Lead
荷物は8kgくらいになりました。
●水分
1.5ℓ
※途中3箇所で水分を補給予定。
●食べ物
オニギリ2つ、パン3つ、ゼリー1つ、ジェル7つと予備2つ。
※買い足せる場所がないので全て持って。
●帰りの着替えとサンダル
●エマージェンシー系
●電子機器の充電器とお金と保険証
●レイン上下、ニット帽、フリース
●日焼け止めやリップなどの最小限の化粧品
●ライト2つ
だいぶ重い荷物に慣れてきましたが、ほぼ使わず(良いことではある)の荷物があることは、今後の山行に制限をかけるので、過剰準備は改善点です。
コースは台風の影響で、倒木が何箇所かありましたが、通れないわけではなく、何名か通った跡もあるくらいの、コース状況でした。
道中、ハイカーさんは4パーティ、トレイルランナーさんはお一人だけのひっそりとした山の中を走りました。
昼間から動物にビビりながらも、暗くなってき出してからはより音に敏感に。熊鈴も大小2種類持って行きましたが、怖さの方が勝ります。
それでも食べ物、飲み物が足りない、寒いけどウェアがない、などの辞めたくなる要素をできるだけ排除して準備してきました。
ハセツネコースは水不足が懸念されるので、下調べもしっかりして、実際に小分けして走ってから今日を迎えました。
それでもやはり、、、夜のソロは不安すぎるので下山を決意。途中、知らないけど早く下山できるルートから降りようとと思いましたが、行ったことのないルートはリスクが高いと判断し、御岳山から降りることを決めました。
御岳山付近は人も多いので、動物もいないだろうと、不安な心も落ち着きます。夜走るのは怖いだけで苦手ではないので、ナイトトレランができたことはレース本番までにいい経験ができました。
ぐるっと一周したい気持ちはありましたが、それならもう少し早くスタートするか、もう少し早く走るかだなと、改めてこのコースの凄さを感じつつ下山。
※後で聞きましたが、今年は熊の出没が例年より多いようなのでご注意を。
電車を調べると、35分後にあります。御岳山から御岳駅まで6kmなので、着替える時間を入れるとキロ5は最低でもは切らないと乗れません。
ロードの激下りを、これまで余裕持って55km走ってきたのに、一気にダッシュに切り替え6㎞。最後にいい感じにスピードも筋肉も負荷をかけられました。笑
ソロでの山行は、事故が起きたときに発見が遅れるので、死亡率をあげます。そのためできる限りひとりで行くのは避けたいところ。それでとひとりの場合は、身近な人に山行く連絡を。そして随時連絡を入れること。
居場所だけだと、電波都合により相手に時間差で送られ、誤解を招く恐れもあります(本人は12時に山頂着きその時の写真送ったが、電波の都合で15時に相手先に送信され、相手が遅すぎると不安になって連絡をしてきた、という例もあります)。なので、時間と居場所を一緒に送るようにしました。
予定より遅いのか、早いのか、事前のスケジュールを相手に送っておくことで、何か会った時のリスクと、自分のペース配分をコントロールできます。
※身近な人への連絡の重要性☟
今回は順調に予定タイムと同等のペースを刻め、トータル12時間行動も出来ました。今年のハセツネ試走はこれにて終了。あとは、遠方に行く予定が入っているので、出先での山でトレーニングしようと思います。
この日は61km/11時間45分となりました。
***************
毎日12時ブログ更新チャレンジ中!