キミノの大冒険

12月はコツコツと。

情熱大陸に出演される大城和恵先生とのお話

大学3年の時に足を踏み入れた山の世界、そして登山の研究。恩師の山本正嘉先生のテーマである「安全な登山ために」を私もテーマとしてかかげ、今の仕事も8月で丸6年となりました。

 

そして今の仕事をきっかけに、大城和恵先生に出会いました。

 

助かる命を救いたい、その志をもとに活動されている大城和恵先生。三浦雄一郎のプロジェクトを何度も支えてくださり、今年の1月のAconcagua2019へもミウラ隊の一人として帯同してくださいました。

 

その大城先生を特集してくださった『情熱大陸』が放送される、ということで紹介させてください。

 


『情熱大陸』9/8(日) 山岳医/大城和恵 標高3200m 命の現場 この夏、富士山は緊迫した【TBS】

 

 

今年のアコンカグア遠征の中でとても心に残った言葉があります。帰国後の記者会見で述べられた言葉です。

 

『高所登山では主観と客観の乖離がおきやすい』

 

登りたい、という意志が強ければ強いほど、この乖離が大きくなる。その大きさが、この先にある事故を生むため、いかに早くその差を察知し、事故を予防することが大事だと。

 


夢の扉+ 大城和恵 2015年10月25日

 

私は低酸素トレーナーして、毎日たくさんの方に高所順応のための低酸素トレーニングをご利用いただいていますが、この言葉通りに標高が上がれば上がるほど『自分の身体の不調を感じる時』と『カラダの酸欠度合いを示す指標(SpO2)』との差が生まれやすいと感じています。この差をいかに気づかせて、減らして、高所へ出発するかが、高所で快適に動けるか、のポイントだと思い、日々試行錯誤の中トレーニング指導をしています。

 

 

女性として、だけではなく、日本人初、国際山岳医を取得された先生は、日本の登山医学会でも第一線で活躍されています。

  

山の世界で、医療の世界で、女性が戦うというのは私の想像する以上の過酷で孤独な世界なのかなと思いますが、大城先生の志に共感する女性看護師のみなさんが増えたのを目の当たりにしています。

 

私が毎年参加している、登山医学会では、女性看護師さんの発表がこの1,2年で急増しているのです。それだけ、大城先生の活動が人の心を動かし、行動させているのだと思います。

登山医学会について☟

k1m1n0.hatenablog.jp

 

大城先生は、助かる命を救いたい、そのための活動として大きく3つの活動をされています。

  1. 山岳医療救助情報発信

  2. 遭難防止活動

  3. 登山外来

詳しくはこちらから☟

sangakui.jp

 

ご自身も昨年エベレスト登頂を果たす、という偉業を成しえた登山家であり、その経験を活かした山岳医療を続けられています。直接お話させてもらえればもらえるほど、女性として、山に関わる者として、心から尊敬するお方です。

www.sankeibiz.jp

 

尊敬する大城先生の活動を、テレビでたくさんの方に見てもらいたいです。

9月8日(日)23時より、ぜひご覧ください!

『情熱大陸』9/8(日) 山岳医/大城和恵 標高3200m 命の現場 この夏、富士山は緊迫した【TBS】 - YouTube

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今年の2月に撮らせてもらいました☺

 

 

 

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