2017年の目標は、トレイル100kをしっかり走りきれるようになること。
5月のAso Round Trail(熊本・阿蘇)、7月のAndorra Ultra Trail(アンドラ公国)は完走でいっぱいいっぱいだった。3度目のチャレンジに決めた11月のFun Trails 100k Round:FTR(埼玉・秩父)は、今度こそ、という思いで熱が入っていた。
そのために必要なこととして、レース前後のサポートに加え、レース中のサポートも新たにNEUTRALWORKS.にお願いをした。
詳細は前回のブログより👇
FTRのレースサポートは N/ Party から2人お願いした。(N/ Party とは:N/ Party NEXT STAGEからご覧ください。)
そして今回は初サポートの2人をサポートということで、UTMFサポートの経験もある赤木さん(通称:ペコ)にお願いして4人で挑んだ。
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レース前日。前日受付を済ませホテルでゆっくりした。
いつも知合いに会うとハイテンションになってしまうので、少し遠くの宿で静かに自分の時間を大切にした。
スタートは朝の5時。朝のレースは苦手。仕事が昼から夜までのスタイルが多いからか、夜早くになかなか寝付けない(緊張も大いにあるけど)。今回は朝カラダを動かすように、朝トレーニングするようにしてきた。
そして、バスミルクを使って、カラダを温めて寝るようにした。WELEDAのアルニカのバスミルクは、カラダが芯から温まりやすく、持続しやすい。香りが大好きだからリラックス効果も高い。
レース当日。朝3時に起き朝食を食べ、カラダを少しずつ動かした。サポートメンバーとは、レース当日の朝に合流した。みんなのいつも通りの笑顔に気持ちが落ち着いた。
緊張しやすいので、すぐにカラダが縮こまる。会場でマッキーにクイックストレッチをしてもらったが、いつもと違う筋肉のハリに気づけた。
雪予報だったが、風もなく寒くない。半袖にアームウォーマー、短パンにゲイターで十分防寒対策ができた。アウターはすぐ取り出せる位置にスタンバイした。一度しっかりシューズの紐を結び軽く走り、足をなじませた上で、再度結び直した。サポーターのおかげで周りに気を遣わず、落ち着いてココロとカラダのスタンバイができた。
さて。今回の作戦名は【それ行け!N/ Party】!!
失敗を恐れず、がつがつ行く!だけどそれは鎌北湖から。そこから【それ行け!】を発動させる。それまではとにかく落ち着いてしっかり食べて走ること。
A1橋立堂(6.9km)
目標45分:通過40分(順位5位)
順位は想定通りだけど。。。早い。もっと落ち着け。
A2有馬峠(23.6km)
目標4時間00~15分:通過3時間50分(順位1位)
おっとやってしまった。まだ頑張るところじゃない。
A3名栗(34.8km)
目標5時間30~50分:通過5時間15分(順位2位)
ちょっと早いけどまぁいっか。余裕はあるし。とにかくお腹が空いている。いつも食べれないけど、今回はたくさん食べれる!初サポート。果たしてどうなるかな。笑
ちょっと早く着いたので、みんな少しバタバタ。笑 でもみんな笑顔で待って
てくれるってこんなに楽しみでワクワクするんだなって感じた。
最近走る時に食べれなくなるので、しっかり食べられるもの、自分の好きなものを用意してもらった。MIYAZAKI JELLはいつも走りながら飲むが、今回は350mlの水に溶かしてもらいエイドの時間にしっかり飲むことにした。
慣れないサポート(初サポート)を笑顔で楽しくしてくれる存在のありがたみを感じつつ、、、、お願いしていたジェルが無い。。。
きみの『なっちゃん、ジェルは?ジェル・ジェル・ジェル・・・』
なっちゃん『あれ~~~汗』
きみの『笑』
お盆に出しといて、とお願いしていたジェルを一度は出したものの戻したらしい。笑
当初、肩甲骨の動きを見てほしい、とお願いしていたマッキーには、股関節に違和感がある、と伝え、瞬時に対応してくれた。左右の股関節のハリに違いがある。やっぱ客観的指標は大事だ。
A3名栗は、いつもお世話になっている小野寺先生率いる、あしラボ Caféの皆さん!
知り合いが多く、たくさん話しかけてくれた。アンドラで出会った方にも再開した。驚きでついつい話過ぎてしまった。笑
エイドで長居してしまい(初サポートのため時間をあえての時間ではあったが、少し話過ぎた。笑)、前との差が開いてしまった。エイド出るときにはトップと約10分差。まだ大丈夫。カラダの状態確認できたので、信号待ちなどを利用して、リセットしながら走った。
A3名栗からA4子ノ権現までは試走をしていないゾーン。
ハードな登りが続く、と聞いていたがまさにその通りだった。スタート直後の武甲山の登りよりここの登りの方がタフだと感じた。でも距離は短いので、あっという間にこの区間も終わった。
A4子ノ権現(42.6km)
目標なし:通過6時間33分(順位2位)
ここの目標タイムは前半の感覚に微調整した形でいく。あまりタイムにとらわれずにする作戦。エイドは少し急いだ。さっき時間を使いすぎたので、サポート可能エイドで少しでも時間を費やせるように、パッと済ませた。
A5東峠
目標なし:通過8時間12~20分(突然の知らせもあり確認もれ)
ここは北島良子さん率いる、RUN塾のみなさん!一緒に走らせてもらったこともあるので、愉快なメンバーに出会った。
そして告げられた。
『嘘のような話なんですが、ココで大会は中止になります。』
『ん・・・・?なんで?』
突然の話に?????
たった今入った情報らしく、まだ詳細は分からないが、事故が起きたみたいだ。
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今回起きたトレイルランニング中の事故について、多くの人がトレイルランニングについて改めて考えたと思う。わたしもレース終了後1週間考え続けた。そして思ったことを次回にまとめたい。