12時に投稿する予定だったブログがアップされていない(T_T)
しかもミス操作で下書きも消してしまっている。。。。
さっき書いたブログをもう一度書くのはなんなので、明日の予定だった内容を書こうと思います!
今日は、レース前の血液検査について。
アスリート健診という、自分でできる血液検査キットがあります。以前、笠戸島のトレイルレースで測った結果についてブログを書いたことがありますが、それを今度は100mileのレース前後で測ろう!という考えです。
笠戸島で気づいたビタミンB2不足
笠戸島(40㎞)トレイルレースでの結果はこちら👇
笠戸島の測定でわかったことは、レース後にγ-GTPの上昇が高く、それは糖質の摂取が少ない、もしくは糖質をエネルギー源として使い過ぎているかもしれない、ということ。
その結果ビタミンB2摂取をするといいかも、ということが導き出されました。
思えばレース後にはいつもニキビができるようになったここ最近。ビタミンB2が減るとニキビを始めとした肌荒れがあるようです。この測定をしてからは、レースでの糖質摂取量を増やしたり、ビタミンB2を意識的に飲むようにしました。
データは経験の一部を補えるはず
病院で検査するには値段も高いし、時間もかかる。自分の好きな時間でできるっていうのが、一番いい点。そして、アスリートに必要な項目を特化して測れ、専門のスポーツ営業学の先生に結果について考察をもらえる、というのが知識が乏しい私には嬉しいところ。
そして何よりデータを分析する理由は、以前インタビューを受けた通り👇
データを元にすれば経験値の一部を知識で補えるのではないかと思っています
走る走力だけでなく、山の技術、経験がより必要とされるのが100マイル。特に女性は、私の年齢より上の人が活躍することが多い。圧倒的に経験値が少ない私はデータで勝負することで、その一部を補えるのでは、と思っています。
測定項目は以下の通り
貯鉄項目:フェリチン・鉄
栄養状態:総たんぱく・尿素窒素
内臓疲労:GOT・GPT・γ-GTP
筋肉疲労:CPK・LDH
測定の順番はこんなかんじ
1~2週間くらいで結果がメールにやってきます。
本当はもう少しレース直前がいいのですが、現地入りしてしまうと血液を保存しておくのが大変なので、今回はこの時期に。レース後の結果とどう変わるか、楽しみですね(*^^*)
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トレイルレースの前後で血液検査を実施した論文の例
血液データを解析している論文の1つにハセツネ(72㎞)があります。2004年の論文ですが、日本のトレイルレースでは珍しい?血液検査を行っている論文です。
論文の詳細はこちらから👇
24時間山岳耐久レースにおける生理的負担度と疲労に関する研究-参加者へのガイドライン作成の試み-
被験者は21歳から71歳までの15名(完走者12名)を対象にして行った研究。ゴールタイムは9.7時間~23.0時間と幅広いデータです。
血液性状の変化については、中性脂肪・尿素窒素・CPK・LDH・GOT・GPTを測定したいます。このうち、アスリート健診でも測れる項目を、私の笠戸島の結果と一緒に比べたいと思います。
筋が破壊されたことを評価する指標として見るCPKやLDHは、ハセツネではかなり大幅に上昇しています。LDHは特に運動を長時間持続した時に特異的に増加する値とされています。GPTは肝臓が破壊された時に増加する指標と言われますが、こちらはそこまで増えていません。
個人で見なければ、この差を比較することは難しいですし、レース自体が違うのでなにもここからは言えませんが、距離が伸びるとこのように差が出てくるのか、エネルギーの補充なのか、など色々予想ができることで、自分の主観と客観の違いを埋め合わせできると思うのです。
こうやっていろんなレースで比較していければと思います(*^^*)
ではでは、今日はこの辺りで。
12時更新ができずに凹みましたが・・・読んでくださりありがとうございましたm(__)m
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