ハセツネまで1か月を切りました。私にとっては、後期最初のレースということで、そわそわし始めました。笑
トレランの雑誌でも、特集が組まれており注目の高さも感じます。
今年の目標
まずは今年のタイム目標を。
今年は9時間30分です。昨年の10時間06分よりも36分巻き、速度で言うと、1㎞1分5秒早くしないといけない。という計算です。ロードだったらかなり厳しいですが、山なので、上りの1歩1歩を手を抜かないことで達成できるかなと、思っています。
昨年は月夜見駐車場からスイッチを入れていきましたが、最後の日出山が苦しくて苦しくてしょうがなかった。友人がここをスーっと走り抜けていき、悔しい思いしか残っていません。笑
予想と結果の比較
後半思ったより動かなかったな、という印象でしたが、実際に予想タイムとの比較においても、後半はなかなか辛い時間を過ごしています。。特に月夜見駐車場の後の下りが苦手です。怖くてスピードを出せないので、セーブした走りをしてしまいます。
今回のポイントはこの区間です。ここをどのくらい攻められるか。
そしてもう一つのポイントは、前半と後半との差が、前半のオーバーペースだけでなく、夜間の区間である。ということも頭に入れるべきポイントとなります。夜区間であり、しかも前半よりも下り基調に入るので、目と脳が疲れます。そこの対策も必要になってくると思っています。
昨年のタイムは10時間06分。予想タイムも10時間06分。これは見事に予想通りで、昨年の夏にしてきたことが上手く表現できた!!とゴール後には有頂天になり、どうだ、といわんばかりのドヤ顔で、当時もインタビューに答えてました。笑
宮﨑喜美乃 Kimino Miyazaki ハセツネCUP・日本山岳耐久レース 2018 レース後インタビュー
実際は、後半のスピードダウンが気になる結果となりました。恥ずかし。笑
これを受けて、今は、低酸素トレーニング+山練の組み合わせ、セット練を行っています。
登り対策のための低酸素トレーニング
登りは圧倒的に乳酸との戦いです。低酸素トレーニングの大きな効果の一つとして、この乳酸への耐性が上がる、ということが言われています。同じ強度で運動しても、乳酸が出にくくなる、出た乳酸をすぐに分解しエネルギーに変換できるようになる、ということです。
プラス、私が目を付けている点は、低酸素による神経系の改善です。上りはだんだんと足の運びが鈍くなるので、ピッチとの闘いでもあると考えています。そこをあえて動かし続けるトレーニングをすることで、長い登りにも耐えられるカラダになると考えています。この話はむずかしいので、また次回にでも。笑
この二つを意識して低酸素のメニューを考えて行っています。
下り対策とスピード感覚育成のための山練
山練は圧倒的に、山を走る能力が付きやすいですが、無理にペースを上げることは危険ですし、何より何度も行けない山に行くチャンスを全力まで追い込むことはありません。山に行くときは、下りの感覚を習慣的にカラダに覚えさせること。室内のトレーニングでも下りの筋肉をつけるためにしていますが、やはりこの部分は山に行かないと向上しにくいと感じています。そのため、週に1度は必ず低山でも山に行くスケジュールを組んでいます。
もう一つはスピード感覚を養うため。どんな山に行っても、予想タイム通りに走れるように、が目的です。調子が悪いと予想より遅れる、気にせず走ってしまうとついついペースが上がって後半バテる、ということも良くあります。なぜ予想より遅れたのかを、登山計画書のタイムと比較することで、ペース感覚を養います。できるだけ色んな山に行くことで養うと思っているので、今年もたくさんの山で走らせてもらいました。
登山計画書についてはこちらから👇
登りの筋肉を使った後で山での下り練
それぞれ分けてトレーニングすることで、トレーニングの目的に対して集中しやすい、イメージしやすい、というメリットを感じてます。一度に2度美味しい、というのは今回の私の目的達成に対して効果が少ないので。笑 一つ一つの強度を上げるためにも2日セット練という形で、取り組んでいます。
果たしてトレーニング効果はいかに!
今年は昨年と違って涼しくなりそうなので、ウェアの準備も早めにしないとですね。残りの一か月、色々作戦を練りながら当日を迎えたいと思います。随時ブログにも今の私の頭の中について話していければと思います☺︎
今日は昨年の自分のリザルトからの今年の目標でした♩
昨年のハセツネレポートはこちらから👇
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