キミノの大冒険

12月はコツコツと。

「完走」目標から「設定タイム以内」目標へステップアップする方法

先日、インスタグラムのストーリーで【聞きたいことありますか?】という質問をさせていただきました。有り難いことに何名かご質問もらったので、詳しく書いていこうかな、と思います。

           

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まず一人目のご質問は、トレイルランを始めたばかりのSさんよりいただきました。ありがとうございます!

 

これまでは「完走」が目標だったけど、これからは目標時間以内にゴールしたい!そのためには何をしたらいいですか?という質問ですが、詳しく聞くと、来月に行われるハセツネで14時間以内で走りたい、という目標でした。

 

昨年の私のレースの結果☟

k1m1n0.hatenablog.jp

 

 

果たしてこの14時間というのは、どのくらいの難しさなのか。ちょっと調べてみました。下の図は昨年の結果を参考に、各時間帯にゴールをしている人数を棒グラフに、完走者全員を100としたとき、各時間帯が全体の上位何%の完走者なのかを折れ線示しています。

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公式HP(http://www.hasetsune.com/)より作図

ハセツネは24時間が制限タイムであり、ボリュームゾーン(人数が一番多い時間帯)は18時間であることが分かります。全体の半分以内を目標とするのであれば、17時間台が欲しいところです。さらに、14時間を見てみると、全体の20%ラインを切っています。(昨年は過去一暑い日の開催だったためあくまで参考値)

 

Sさんとしては、これまで試走した感覚でいうと、目標圏内ということでした。では、この14時間に向けてトレーニングすればいいのか、先日ハセツネを試走しながら考えてみました。
k1m1n0.hatenablog.jp

 

 

いまよりもっと楽に走るには。

 

  1. 荷物の量を最適化する
  2. 飲水量・質を見極める
  3. 食料の種類を考える
  4. シューズとソックスをセットで決める
  5. ナイトランの練習をする
  6. 目標時間の7割を動く
  7. 山に行く回数を増やす

 

ぱっと浮かんだのがこの7つでした。

 

 

 

1の最適化というのは、山を入る上で大事な荷物を残しつつ過剰な荷物を削減、または軽量なものにチェンジすることも必要だなと。私の場合は、不安症でたくさん持ってしまうが、それだと余計な体力も使ってしまうので、最適な山の準備ができることが一番大事だなと思いました。

 

2の飲水量は特にハセツネの場合は月夜見駐車場まで水を追加できないので、飲む量を見極める必要があります。昨年は特にここに重視し、山にも体重計を持参し、山の入山時・下山時の体重を測りその差分から脱水率を調査していました。

 

3の食事の種類というのは、私はジェルだけどパワーがでないので今年もオニギリを持とうと思います。個人差があるので、なんとも言えませんが、自分のお気に入りを知っておくことは需要だと思います。

 

4のシューズとソックス選び。相性があるので、セットで考えるのが大事。わたしも厚めの靴下に変えるだけでマメができなくなりました。足とシューズとのズレを最小限にするにはセットで考えること。更に可能であればやはり試走して決めるのが大事です。その山に適したシューズであればあるほど、足のトラブルは減ります。とはいえども、やはりここはなかなか難しいけれども。。。とにかく試すしかない。

 

5のナイトランの練習。私は最初ハセツネに参加したときはぶっつけ本番でしたが、やはり怖かったです。怖さは冷静さを欠かすので、出来る限り減らしたい。近くの公園でもいいので、試すこと。ちなみに私の場合、ヘッドライトのブレを減らすためにキツく装着すると、眠気が来てしまうので、そういった意味でも試す必要あり。

 

6の7割。というのは、根拠はありません。笑 ただ、マラソンでも42㎞を走るために同じ距離のトレーニングをしている方は少ないです。良く見るのは30㎞走。なので、その比率と同じ7割を基準にいつも考えています。この時間だけ走るわけではなく、動けばいい。登山でもいいし、自転車でもいい。ひとりで難しければウィンドウショッピングでもいい。とにかく動き続ける事になれる必要があると思います。

 

最後の7は、山に行く頻度を増やすこと。当たり前ではあるのですが、やはり山に行けば行くほどカラダは山に慣れます。ぜひこの時期多いイベント等を活用して、山にいく機会を増やしてほしいと思います。

 

 

 

私も2014年のハセツネでトレイルレースデビューを果たし、早5年。あの頃は、とにかく我武者羅に走って、ゴールしましたが、その時の興奮を忘れられずに、当時3月に行われていたITJに向けてトレーニングをしました。その時にまず行ったのは、山に行く回数を増やしたこと。当時はまだ一緒に走ってくれる仲間がおらず、全国各地を回って走りに行きました。笑

 

 今はこんなトレーニングをしています☟

k1m1n0.hatenablog.jp

 

本番まで残り少なくなってきました。試走に行くチャンスも少なくなってきていると思いますが、残りの日数をどう過ごすかで結果も変わってきます。

 

私もまずは秋のレース1発目となるハセツネで思い通りに走れるように頑張りたいと思います。答えになっているか分かりませんが、参考になれば嬉しいです(*^^*)

 

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