キミノの大冒険

Kimino Miyazaki

あなたもHYTTERになりに蓼科へ

先日、ご縁があって八ヶ岳の麓にある蓼科のHYTTER LODGE & CABINS に1泊2日で伺いました。標高1250mあるこの地は、朝晩の寒さが違い、風が冷たく都内で着ていた服に1枚、2枚と上着を羽織るほど気温が違いました。

hytter.jp

 

そんなHYTTERも紅葉が抜群のタイミングで来させてもらい、日中は走るのにもぴったりな天候。目の前に広がる蓼科湖がとてもとても綺麗でした。この地をスタート地点として楽しめるトレイルランコースが作れないか、そんあ想いで今回訪れました。

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透き通った空気の中でカラフルな彩り

 

まずはHYTTERオススメの横谷峽を見に南下しました。宿から看板が丁寧に設置されているので道に迷うことなく、渓谷の入り口まで3km弱。宿には自転車の貸し出しもあるので、走るのが苦手な人や家族でツーリングするのにも良さそう。

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まずはじめに迎えてくれるのが落差15mの乙女滝


ここのルートは水が豊富で川沿いにトレイルが続いているのですが、何やらこの地はむかし水不足で悩んでいたとか。この乙女滝も人口の滝であり、大河原堰(おおがわらせぎ)の一部らしいのです。

 

せき)とは、河川の流水を制御するために河川を横断する形で設けられるダム以外の構造物で堤防の機能をもたないものをいう。by wikipedia

 

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乙女滝の横に設置されている看板

 

この乙女滝をよく見ると、今回走ったトレイルの横を流れる渋川に合流していることが分かります。乙女滝の本流は東西に流れる渋川ではなく、北部に流れる滝ノ湯川から横断して流れていました。

 

南部地域の水不足を解消するため、水量の多い北部の川から余水を南部に送り、農業の基盤を構築、用水が安定供給されることにより米の収穫量が大幅に増えたというのです。この仕組みを「繰堰越(くりごしせぎ)」と呼び、当時としては画期的な仕組みであり、地域農業発展に貢献したことから「世界かんがい施設遺産」として4年前に登録されていました。

 

 

 

この「繰越堰」という開発計画は実は藩からは反対続きであり、この村の名主でだった坂本養川(さかもとようせん)が何度も何度も高島藩に懇願し、1785年に「滝ノ湯堰」を皮切りに15本ほどの堰が開削され1792年にこの大河原堰も開削されたといいます。

 

地図を広げどこのトレイルを走るかと同時に、川の流れを知り、なぜこの場所が出来上がったかその経緯を知りながら走るのも感慨深いものです。豊富な水に囲まれているこの地を、普通に通るだけでは気づけなかった故人の功績に触れるきっかけとなりました。

 

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ふかふかトレイルが続きます

 

乙女滝を抜け横谷渓谷を東に走っていくと、所々に岩の名前が書かれた看板が並びます。それぞれの石を目に収めながら進むものの、屏風岩や一枚岩など、なぜこの名前がついたのだろうかと気になるものも。今度はこの岩の経緯について調べていきたいものです。 

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鷲の羽の模様に似ていることからついた”鷲岩”

 

岩も多いですが、滝も多い。乙女滝に続き、霧降の滝、王滝、おしどり隠しの滝とマイナスイオンをたっぷり味わいながら進められます。

 

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進行方向から少し逸れると霧降の滝に到着

王滝を抜けると、少し急な登りに出会えます。このコース唯一の登り。階段もあり、少し息も弾む気持ちの良いトレイルをあがると、蓼科の街が見えます。

 

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距離は短めながら山気分を味わえます

上りきったと思ったら今度は降ります。明治温泉に向かうと、大きな河を渡るのですが、ここが少しスリルもあって楽しい!渡った先がトレイルの終了地点。

 

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真下に水を感じながら渡ります

ここまでで6.5km。トレイル初心者ならこのくらいの距離の方がチャレンジしやすいコースかなと思います。ふかふかトレイルに加えて、少し登った先の街の景色。今回私は早朝に走り始めましたが、朝日が当たるポイントはないので少し寒いかも。昼間に通った方が暖かくていいかもしれません。朝の人の少ない静けさもすごくいいですが。

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明治温泉を過ぎたところにお手洗いもあるので安心

 

さて奥まで行ったので、宿まで戻ってくる必要がありますが、後半はロード。ランニング初心者にはちょっと辛い、反対にランニングが得意な人はここからの激坂がジェットコースターのようで楽しいと思います♩

 

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御射鹿池(みしゃかいけ)

激坂の前にカメラを持った方が何やら集まっていました。この池は人工らしいのですが、日本画の巨匠・東山魁夷「緑響く」のモチーフになったり、吉永小百合さんが出演されているシャープAQUOSのCMに利用されたりと話題豊富な池のようです。

 

またも全く知らずにとりあえず撮ってみたものの上手く撮れません。笑

ここをググると素敵な画ばかりなので、もう一回リベンジしたいところ。

 

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激坂は湯道街道という名前

激坂をジグザグ下っていくと、10kmを超えてきます。1500m越えから1100mまで一気に降るので気温の差を感じるのもまた自然の中を走る楽しさだと思います。

 

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街に降りてきました

田畑が広がる街に降りてくると、朝日を浴びた山々が迎えてくれました。体がどんどんあったまってきて、時間の感覚も体感します。

 

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暖かさと風の冷たさがちょうどよく、ちょっと座ってまったりしてみたり

宿に向かってもうひと踏ん張り。14km地点で行きに通った道に合流し、蓼科胡に帰っていきます。総距離15kmちょっと。

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今回のコース概要 by POLAR

15kmで610mの登り。数字で見るよりは楽に感じますが、下りの615mがロードなので足に結構くるかも。ランニング初心者というよりは、ランニングはしているけどトレイルランニングは初心者ですって方向けにはとても楽しいコースかなと思います!

 

何より嬉しいのはHYTTERはアウトドアを勧める宿だけあって、チェックアウトまで温泉に入れるところ!しかも源泉掛け流しの温泉!源泉温度が58度と高いため、低温泉を混ぜて温度調整してくれているのです。そう、水で調整ではなく、低温泉で調整。どちらも温泉というのが、温泉効果をより上げてくれます。

hytter.jp

 

ここ最近足の疲れが取れないと思っていたところ、ここの温泉にじっくり浸かって寝たら翌朝快調に走れた!というくらい温泉でここまでの効果を感じたことは初めての経験でした。

 

日帰り入浴もしているので、泊まらなくてもアクティビティが終わった後にゆっくり癒されていけるのも嬉しいですね。

 

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夜はBBQにキャンプファイヤー

まだまだ魅力が計り知れないHYTTER。今後何度か走ってランニングを通した蓼科の魅力を随時発信できればと思います!!

 

www.instagram.com

 

走るのが目的で泊まりに行くのもいいし、キャンプが目的でちょっと走ってみようかな、という時にでも蓼科の街をちょっと深堀りできるようなコースをHYTTERの皆さんと一緒に作っていきたいと思いますので乞うご期待!

 

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ロビーは落ち着いたスペースが広がっています

 

地元の方はここいくと面白いよ〜って教えてもらえると嬉しいです!トレイルランニングがより多くの人に楽しんでもらえるように、HYTTERの皆さんと一緒に動いていきたいと思います。

 

ちなみにHYTTERとは、ノルウェー語で小屋を意味するHYTTEの複数形。英語的な語感から「小屋遊びをする人」という意味を込めて名付けられたそうです。

 

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夜空もとても綺麗

 

ここを拠点に、トレイルランニングだけでなくマウンテンバイクやヨガ、スノーシューに氷瀑ツアーなどなど様々な蓼科の自然を遊び尽くしにぜひ。新しい遊び方を教えてくれるきっかけになるかも。他にも読書や仕事にでも、この小屋をどんな風に遊ぶかは人それぞれ。

 

そして今回”喜美乃プレゼンツのトレランコースデザイン in HYTTER”を記念して、HYTTERオリジナルのマグカップを2名様分ご提供していただきました!!(感謝。涙)

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花井裕介さんがデザインするもみの木マグカップ

このデザインかわいいですよね。。。かわいくて・・・私とお揃いです!笑 

 

 

このマグカップの抽選会を喜美乃公式LINEより、明日12月1日12時に開催いたします!

キーワードは「小屋遊びをする人

 

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今回のコースはこちらになります👇

他のコースもお楽しみに〜!

 

 

女性アスリートとして、大学院で学んだ山の運動生理学について、環境問題についても、トレイルランニングを通して得た情報を発信していますので、よかったら下の画像をクリックして応援してください♩

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