山陰海岸の動画が10万回再生を越えました。たくさんの方に見てもらって、とても恐縮です。
このチャレンジをする際、多くの協力をしていただいたのですが、その一つにIBUKIの近藤さんにも協力していただきました。
というのも、このコース全てを繋いだ正式なGPSデータはなかったのです。ここを管理しているジオパークの方にGPSデータをいただいたのですが、27セクションに分かれていました。
なぜなら、コースは歩く用に紹介されているので(走る人は限られてますもんね笑)、27セクションごとに区切られており、スタートとゴールの向きがバラバラ。
ということで、GPSに詳しいIBUKIの近藤さんに協力してもらいました。なかなか自分でやるには苦戦で悩んでいたところに救世主。このデータがなければもっと進むのに困っていました。(元データが正確なGPSで取られていないのか、いつもは大丈夫なGPSウォッチに入れても外れるところが多く携帯のアプリをメインに利用)
それでも真夜中ひとりで山を進むのは不安。まだコースもできたばかりで看板も少なく、特に夜間はまったくわからない。何度か道迷いし、崖にむかってたことも(怖)ちょうど電波が通らず、 サポートチームからの道間違い連絡もつながらず間違った先へ行く。。
GPSを見ながら進むものの”道”というものが見当たらず。真夜中で見えないだけなのか、どこがコースなのか分からない。サポーターが心配してくれ、下の方から登ってきてくれる声が聞こえる。指示してもらおうとサポーターの名前を叫ぶものの、なかなか声が通らない。疲れた身体から発する声が小さすぎたから。。何度も何度も叫んだ。
やっと声が通った時、安堵から目が潤うが我慢我慢。まだまだ声は聞こえるものの、それらしき道がなく、進みたいのに進めない葛藤が続く。声の方に向かうと、やっと目印のリボンがあるが、これは道なのか、、、体力的にも精神的にもかなりこたえた瞬間でありました。
その様子に気づいてくれ、その次の山では予定していなかった山の麓で待っててくれ、車のライトで道を照らしてくれました。ここでもウルっとしてしまう。本当にありがたい。
レースとFKTの違い、レーススタッフによる整備のありがたさ、それを感じ、最近では積極的に山の整備に行くようになりました。整備に関してはまだ初心者で、一人ではなかなか難しいので少しずつお勉強。
動画で道を間違えた〜と サポートの前で言ってたシーンがありますが、実は軽く半泣き。タオルで顔を拭きながら、涙を拭う。まだまだここからが自分との挑戦の距離。
IBUKI GPSは初代から使わせてもらっているので、私が使っているのは電池が30時間で切れるため、休憩のたびに充電。今では40-50時間充電要らずなので、ロングを目指す方にはありがたい味方ですね。
携帯でコースの確認をするため今回は車用のバッテリーがかなり重宝。
そんなこんなで必死に走って取ったデータをIBUKI.runに公開しています。GPSウォッチでとっているから今度は正確なはず。ぜひ、全部でなくとも一部を走ってもらえたらなと思います。お近くの方、近くに行かれた方はこのデータをぜひ活用してもらえると嬉しいです。山陰海岸の歴史と景観を堪能できますよ。
ぜひご覧ください^^
女性アスリートとして、大学院で学んだ山の運動生理学について、環境問題についても、トレイルランニングを通して得た情報を発信していますので、よかったら下の画像をクリックして応援してください♩