ITJまで残りわずかとなりました。今年はレースの総合タイムだけでなく、一部の区間を争うストラバの企画も開催されます。
STRAVA Gravel Master(セグメントチャレンジ)*3
世界195カ国以上3,600万人のアスリートが集まるソーシャルネットワークサイト「STRAVA」アプリ内で実施するセグメント(区間)チャレンジ。
ITJのコース中盤に当たるグラベル(林道)エリアでセグメントチャレンジを実施します。
チャレンジ達成者にはSTRAVA内でのオリジナルデジタルバッジが貰える他、デジタルバッジと同デザインのワッペンをフィニッシュ会場でプレゼント。
実際に試走した際に走ってみましたが、ここの林道をどう走るかは得意不得意で変えないと後半のアップダウンで涙を見せるかもしれません。笑
区間は八瀬峠~諸坪峠間の約8.1kmです。
この区間走ってみるとただただ辛い。笑 そう言った声が大きいとのことでストラバの企画が始まったということですが、諸坪山から二本杉峠の近くまで林道なので、ここを走ってしまうと後半辛いし、ここでセーブの程度が難しい、だって走れちゃうから。
ここから始まる林道は長くトレイルの緊張感から一旦ほどけるので、捻挫とか転倒などにも注意が必要です。
なかなかの林道ですよね。走れる人は強いですよー笑
試走で自分の中では早めに走ってみたのですが、5年前の私はどうしてここをあんなにも速く走れたのか、疑問でしょうがないです。笑
さて、この後の区間は原則追い越し禁止区間があります。
大会のルールには下記のように書かれています。
国立公園内・滑沢峠〜後藤山区間のルール
コースに使⽤する国⽴公園区域(⼆本杉峠〜伊⾖市修善寺⾃然公園)はすべて特別地域に指定されています。
特に、滑沢峠〜後藤⼭の区間は太平洋型ブナ林の貴重な⾃然林であるコアジサイ−ブナ群集がまとまって⽣育。
登⼭道沿いには胸⾼直径1mを越えるブナの巨⽊が複数⽣育し、多様な樹⽊や蘚苔類等が複雑な森林空間を構成していることから、当該区間は天城⼭地の⽣物多様性を⽀える重要な核⼼地域の1つとなっています。
また、太平洋側のブナ巨⽊林に象徴される独⾃の森林景観は、開発が進んだ⽇本国内では類を⾒ない優れた景観を有しており、後世にわたって保全することが必要な⾃然遺産です。これらの遺産を守るため、滑沢峠〜後藤⼭間を原則追い越し禁⽌とします。
主旨を⼗分に理解した上で、以下のルールを厳守してください。
① 滑沢峠〜後藤⼭区間を植⽣及び歩道保全の観点から「追い越し制限区間」とします。
当該区間においては原則として追い越し禁⽌します。
ただし、道幅が広く、植⽣及び歩道を損傷するおそれのない箇所においては、例外的に追い越しを認めます。
② 当該区間内には巡回監視員がいます。
巡回監視員には競技ルールを遵守していない選⼿に対してその場でレースを中⽌させる権限が有ります。
③ ⼀部区間に「歩⾏区間」を設ける可能性があります。
前回は気持ちいい〜と思って写真を撮り忘れて過ぎ去ってしまいました。 胸高直径1mを超えるブナの巨木が複数あるこの区間、しっかりみてきたいと思います。
そして、大事なタイムスケジュール。
ここはオフレコな部分が多いのですが、エマちゃんと同感なのでシェアしておきます。ロングレースでなくて、レースをイメージするってとても大事なことだと思います。
さて明日から移動です。
ITJでられる方、ルールを再度読んで、ランナーにできる感染対策をしつつ楽しみましょう〜!
女性アスリートとして、大学院で学んだ山の運動生理学について、環境問題についても、トレイルランニングを通して得た情報を発信していますので、よかったら下の画像をクリックして応援してください♩