昔々、この地の松に大星が降ったという伝説から「星が降(くだ)った松」として名付けられた。
星降る町、下松(くだまつ)
町の中には星のモニュメントが。☆好きな私にはたまらない。笑
この下松に3年前にトレイルレースができた。
この大会によって、下松を “くだまつ” と読める人が増えたのでは。県民からすると、読み慣れた名前だが、なかなか読めないよう。
このレースに私は毎年参加させていただいているが、今年は友人が初トレイルレースの場として参加してくれ、ビックイベントとなった。
社会人になってからランニングが好きになり、今はフルマラソン3時間切りを目指して毎日トレーニングに励んでいる彼女。
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タイムを狙うことももちろん大事な事だけど
タイムだけじゃないランニングの楽しさもあること。
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私がトレイルランニングを通して教えてもらった
ランニングとの関わり方。
それを教えてもらった九州の仲間も山口まで来てくれた!
このコースの魅力は、海!山!空!を一度に感じられるところ!
空がキレイだ。
走りながら、そう思ったことがなかった。今まで、前か下ばかりで、上は中々向かないから。このコースは山を登った先に、木々の間から空が見える。その瞬間が何度来てもたまらなく好き。
目の前の木々や草花に愛着を抱く山の魅力。
遠くで光る波音や潮風に芯から潤う海の魅力。
思いっきり深呼吸して空気を感じる空の魅力。
一度にすべてを感じたい欲張りな私の我がままを、全部応えてくれる。地元山口を誇らしく思った瞬間だ。
人口1200人の笠戸島には、島民より猫が多く住んでいるらしい。その猫よりも多く人が集まる日が年に一度できた。それがこの大会。トレイルランナー900人、ボランティア300人。
*写真は2016年の模様
島のおじいちゃんやおばあちゃんが家から出てきて手を振ってくれ、朝早くから皆で手料理をこしらえてエイドを盛り上げてくれ、この日を楽しみにしてくれている。
島民の人たちはトレイルランナーのことを、島を活気づけてくれる存在として
『トレイル様』
と呼んでくれているらしい。
トレイルランニングは食べると、走れる。
それは平地を走るよりも山は運動強度が高いため、自分のカラダにあるエネルギーだけでは足りないから。逆に言うと食べないと走れない。だから、ぜひエイドでは立ち止まって食べて欲しい。そして、作ってくれた方々の顔を見て「美味しい」って言ってほしいな。
ココロ温まるこの島にぜひ、来てほしい。出来たら、おじいちゃんおばあちゃんの手料理を沢山食べて、沢山お話して欲しい。
だってこの日を楽しみにしてくれてるから。
来年もお待ちしております(*^^*)
2018年2月11日
D 30.127㎞/D+1581m
3時間58分00秒(ゲストランナーのため記録はなし)
笠戸島で出会ったお花『クチナシの実』 花言葉:幸せを運ぶ