キミノの大冒険

12月はコツコツと。

低酸素トレーニングに必須の機械『パルスオキシメーター』

今日は低酸素の話を。

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青山にある低酸素施設「NEUTRALWORKS.OXYGEN with MIURADOLPHINS」

トレーニング強度を決定する際に、主観的な感覚だけではなく客観的な指標を参考にすることは、どんなトレーニングにおいても大事なことだと思います。昨日のブログでも触れましたが、低酸素トレーニングの場合は、特にこの主観と客観の乖離がおきやすいと感じています。

 

昨日の話☟

情熱大陸に出演される大城和恵先生とのお話 - キミノの大冒険

 

低酸素トレーナーとして未熟なものの6年間働いてきて思うのが、自分のカラダの変化に気づけない人が多い、と言うこと。明らかに客観的な指標は良くない値を示しているのに、主観的な感覚は大丈夫、何にも感じない、という人が多い。何も感じないのが良くないことである、ことの認識が低い。

 

 

 

一方で、この基準を下回ると危ない、というのも個人差があるのが正直なところです。なので、随時、客観と主観をすり合わせる作業が大切。そうすれば機械に頼らずに、自分のカラダの変化をほぼ的確に当てられるようになる、というトレーニング研究も報告されています。

 

先日雑誌の企画で、オススメのトレーニングアイテムの紹介をさせていただきました。その1つが低酸素トレーニングを行う際に必ず必要な『パルスオキシメーター』というアイテム。低酸素トレーニングにおいて主観と客観を一致させるための客観的な指標です。

https://www.instagram.com/p/BwJ9-HlhqXG/

📕 #掲載雑誌普段使っているトレーニングアイテムについて紹介させていただきました😊

 

簡単に言うと、体内の酸欠度合いを測れる機械。低酸素トレーニングは強度が強すぎても疲弊してしまうし、弱すぎても効果が得られません。何%がいいんですか?という問いが良くありますが、個人差が大きく、トレーニング目的によって違うので答えづらい内容です。そのため必ずこの機械の数値を確認しながら、顔色や会話をしながら確認作業を行っています(メールでの質問の場合はこの機械を購入してもらい、強度設定についてアドバイスさせてもらっています。)

 

使用する際はこちらを必ずご覧ください。
 
低酸素トレーニングは、①高所順応②パフォーマンスアップ③健康増進④リハビリ、この4つの目的とする方に対して効果的なトレーニングとなります。それぞれトレーニング頻度・時間・強度・種目が違うため、目的に応じたトレーニング決定が必要です。
 
私の会社で行っているのは①の目的の方々を専門としています。トレーニング方法については、大学と連携しエビデンスもある内容です。
低酸素トレーニング施設が増えているのは嬉しい反面、やれば強くなるという安易な方法に捉えらているのも現状です。会社としては登山やトレッキングを専門とした低酸素トレーニングですが、私個人が走ることを専門としている中で、高所順応だけでなく、パフォーマンスアップについても、低酸素についてより多くの人にメリットデメリットなどの話を届けていきたいな、と最近感じています。
 

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 自分でも色々試し中

 

 

 

 

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