山のスタイルとして『重ね着』が基本と言われます。暑くなったらすぐ脱げて、寒くなったらすぐ羽織れる。そういった作業を取ることで、長時間山の中に居続けられる。
ただ、その着脱がめんどくさい、と思ったことがある方も多いと思います。このストレスを解消してくれたのがザ・ノース・フェイスの新しい商品『FUTURELIGHT:フューチャーライト』
今年に入ってから私も何度か試さしてもらいました。今日はこの商品について紹介させてください。
初めて商品に触れたのが1月。新しくノースが防水透湿素材のウェアを開発したと聞き、ワクワクしながら羽織ってみました。
『これって防水なの?』
最初の印象は普通のシェルに感じたのです。というのも、レインと聞くとシャカシャカ擦れるような音がするものだと勝手にインプットされていたのです。
それが無い。
さらに 生地が柔らかい。
『しなやか』という言葉が当てはまると思います。動いていてストレスが無い。そして走る上で気になる肩回りの伸びが良く、首回りの蒸れもない。
防水と聞くと、ゴアテックスを思い浮かべる方が多いと思いますが、ゴアと今回のフューチャーライトの違いは2点。
通気性 フューチャーライト > ゴアテックス
防水性 フューチャーライト < ゴアテックス
通気性があることのメリットは、ムレを防いでくれること。
なぜそれが良いのか、それは着続けられるという事。
寒い中、雨が降る中、雪が降る中、そういったコンディションでも走り続けるトレイルランナーにとっては、汗によるカラダとウェアの間に発生する蒸気は外に出したい。
雨降るけど、走れば暑い。でも雨に当たり続けると疲れるし、次第に寒くなる。
でも着るのにも時間取られるし、脱ぐにもメンドクサイ。
そういった場面にこれまで出くわした方も多いはず。
それを解消し、着続けられる、これを叶えてくれたのが、フューチャーライト。
ただし、先ほど示したように、防水性はゴアには劣ってしまうので、大ぶりの雨の場合はゴアを利用した方がいい。
ノースのウェアで使い分けをすると、
完全に晴れの場合 → Strike Trail Hoodie
完全に雨の場合 → HYPERAIR GTX Hoodie(GORE)
天候が不安定 → FUTURELIGHT
ロングトレイルの場合は、天候がコロコロ変わるので、この天候が不安定の場合のウェアが本当に待ちに待ったウェアでした。
今年の6月に行われたポルトガルでもフューチャーライトを着用しました。雨が予想よりも強くなり、風が強くなってきましたが、まったく寒くない。そして全く蒸れないので着続けられました。
その時の様子はこちらから☟
さらにもう一点、伸びが良いのでザックを背負った上からも羽織れたのです。なんとも素敵な商品。
そして最後に極めつけが
リサイクル素材を使っていること
これには驚きでした。リサイクル素材で作られたと思わない高機能だからです。高機能なのに、環境にも優しい。私たちトレイルランナーは自然の中で遊ばせてもらっている立場として、人と自然が共存しながら楽しめることが一番、フューチャーライトを通して、自然との関わり方についても考え直すきっかけをもらいました。
皆さんも欲しくなってきたでしょ?笑
興味ある方はぜひ、原宿にあるTNF_mountainへ!!
今日の13時から、鏑木さんと横山さんのお二人のトークショーがありますよ!!
貴重な機会なのでお見逃しなく♩
もっと詳しく知りたい方はこちらのサイトも☟
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