先日12年ぶりにスキーをしに長野へ行きました。1日目はとてもあたたく、2日目は寒くなり吹雪が。先日東京も雪が降りましたが、昨日からは暖かい日が続いています。
なぜスキーをしに行ったのか。
今日はそんな話。
環境問題を勉強している身としては、気になるこの気温の変化。寒いのは苦手だけど、寒くなってもいいんだよ、と言いたくなる暖かさ。
先日、いろいろ調べてたら、衝撃的な映像をみました👇
NASA, NOAA data show 2016 warmest year on record globally
地球が真っ赤。
この動画を知ったサイトには、気温の変化と、二酸化炭素量の変化が同じように変動していることも示されていました。(詳細:気候危機について知る – POW JAPAN )
きっかけはアスリートサミット
昨年の12月のアスリートサミットでプラスチック問題について学び、この時の体験が環境問題に対する私の意識を変えてくれるきっかけとなりました。
正直、#マイクロプラスチック、#温室効果ガス、#気候変動、などの言葉は聞いたことがあったけど、それが何か知らないことを、知りませんでした。そして自分の身に置き換えることなんて、こんな状況で出来るわけがなかったのです。
このアスリートサミットでは、POWという環境保護団体があることも知りました。そして、TNFアスリートのテツさんがパウが最高なんだよ!パウが!ってずっと雪の素晴らしさを教えてくれて、頭にずっと残っていた「パウ」。(後にパウダースノーを略してパウと言ってたことを知る。笑)
そうして、この雪が、パウダーが、減っている、無くなっていることの事実を、深刻さを、スノーアスリートの皆さんから教えてもらいました。
トレイルランニングでも同じように、台風によってトレイルが壊されてしまったり、山の中に落ちているゴミだったり、山の変化に気づく点も多かったのですが、雪山にいく機会はほぼない私は、雪の事実に大きな影響を受けました。
今年の雪山を感じてみたい。
これまでの様子を知らないものの、今の現状を自分の目で見たい。そう思って出かけたのが先週末のスキー、自然を全身で感じつつ、雪の状況を触れる機会をすぐに作りたいと思ったのです。
レンタルスキーの方に聞いたところ、今年は全然雪が降らなくて、シーズン初めは初心者コースの1つだけだったと。
私が滑った1月26、27日は上級者コースまで滑れましたが、まだ林道コースを始め、全てのコースは開かれていませんでした。
そもそもなぜ、地球に対して興味を持ち始めたのかというと、ある映像を見たからです。ウィル・スミスが主演しているこの映像は、なぜ人間が地球に住めるようにまでなったのか、40億年前から遡って、荒々しい惑星だった地球から、どのように美しい自然が形成されたかを、教えてくれました。
この素晴らしい地球を守っていくために、雪はとても必要で、そのために一人ひとりが動き出さなければいけない、と強く感じるスキーの旅でした。
昨日、世界的なトレイルランナーのキリアンが、環境に配慮してレースを絞ることが報じられました。
トップ選手のこの発信はきっと全世界のトレイルランナーに響いたはず。
私も先日、サスティナビリティの取材を受け、もっと自分に出来ることを、動けることを、ということで、まずは地球について実際に目で見て、自分の言葉にして、発信していくことを続けていきたいと思います。
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