いよいよ今日がスタートとなりました。
オマーンに来てから6日が過ぎましたが、毎日刺激的な景色と、偶然な出会い、そしてオマーンという人々の暖かさに触れ、オマーンをとってもとっても好きになりました。
唯一、肌を出してはだめ、というのは街中を歩く時はこの時期でも暑過ぎるので、むむむ、と思うくらいです。笑
今回はTHE NORTH FACEの全面サポートにより、オマーンに来ています。トレランの第一人者の選手をサポートや撮影に入っているメンバーです。ここぞとばかりに、100マイルを走る上で強くなるためのポイントを探っています。
私は100マイルという種目は今回で2回目の挑戦です。実はあまり表には出ていませんが、2015年に50マイルレースの1つ、STYで優勝をしてから、2016年には100マイルに向けて動き出しています。
けれど、ケガをして、運がなくて、また怪我をして、の繰り返しで、なかなか思い通りには走れなくなりました。写真を振り返るとすぐ分かるようにぷくぷくと体重は増え続け、走る意味を問う時間が多くなりました。
そんな中2018年のUTMFで初出走ができ、完走できました。それでもこの100マイルデビューは自分のなかではもっと行ける、もっと強くなれる、と自分への期待と走ることへの可能性を感じたレースであり、まだまだ自分の実力を出せたレースではありませんでした。
もっとトレーニングを積んだらどんな世界が待っているのか、そう思いなかなかこの時期はトレーニングにかける時間を当てられなかったものの、自分のなかで試行錯誤して迎えたのが今年の4月のUTMFです。
ご存知の方は多いですが、スタート地点である『こどもの国』間違えにより、本来であれば『富士こどもの国』に行くはずが、山梨の『子供の国』へ行ってしまいました。
そんな間違えないでしょ、途中で気づくでしょ、何度も行ってるでしょ、と周りからは言われましたし、そう何度も思ったのは私自身です。
トレーニングの成果を出せない、と言うことがこんなにもメンタルにも身体にもくるとは知らず、走っても無いのに身体は崩れていきました。
何とか体勢を戻しつつあったある日、ノースの方に海外にチャレンジしなよ、と声をかけてもらいました。
すぐに今回の大会であるオマーンにエントリーをし、今年100マイルを走るためのトレーニングを開始しました。自分で山の計画からご飯の計画、それまでの手配の確認など、全てを自分でできるように何度も北アルプスへ向かいチャレンジしてきました。
こんな機会はもう2度と無い。私のレベルでここまでくださるノースフェイスに、そして、今回現地まで来てくださった、写真家の藤巻翔さん、ライターのユミさん、動画編集のマサさん、加藤さん、そして全てをコーディネートしてくれたノースの嵐洋さんに心から感謝し、自分の好きなように走らせてもらえることを、存分に味わってきたいと思います。
いよいよです。
スタート地点に立てる。
それがどれだけ嬉しいことか。
今からです。
応援よろしくお願いします。
いよいよ本番です!
応援よろしくお願いします!
photo by @fujimakisho
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https://omanbyutmb.livetrail.run/
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