日光の大会公式リザルトが公開され、楽しい時間がはじまりました。笑
レース後の主観とすり合わせる時間は、私にとってすごく大事な作業であり、時間を忘れるくらい没頭できる、私の趣味のひとつでもあります。
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ということで早速気になる検証をしていきたいと思います!
日光のコースは基本的な走力が必要
トレイルレースで登り下りに分けて比較するのはどうしても難しいのですが、実際に日光を走ってみて、前半は上り中心、中間に1445段の階段を登ってドーンと下るビックイベントがあって、後半は下り中心、という3つのゾーンに分けられるなと感じました。
事前の作戦では、スカイランナーの招待選手に勝つには下りでは負けるので、上りで先行するしかない、と考えました。しかし実際に走ってみると、下り区間も大半がフカフカトレイルであり、テクニカルゾーンは少なく走力が必要なコースでした。
実際に私のラップタイムとペース、区間順位は下記の通り。
苦手だと思っていた下りの順位、上りで攻めたと思った順位、あまり変わらない結果でした。中間の順位が20位以内入っていたのには驚き。
標準的な下りの速度とは
下りの苦手意識が強かった私ですが、では実際に上りに対して下りの速度はどのくらいが標準なのかな、と気になるところです。結果は下の通り。棒グラフで示しているのが人数、折れ線グラフが積算割り合いとなります。
私の場合、上りが1㎞8:03ペース、下りが1㎞6:31ペースであり、この二つの比率は1.24でした。ちょうど標準的な位置にいるのが分かります。では、この比率がゴールタイムに関係するのか、ということが気になると思います。
先行逃げ切りが勝つ?下りの追い上げが勝つ?!
ゴールタイムが速い人ほど、上りより下りの速度が速い方が有利なのか。差が無い方が有利なのか。無い方が有利と考えると、先行逃げ切りが勝つ秘策となります。つまりビックイベントの1445段の階段上りにビビらず上り区間を攻める必要があります。
果たして結果は!!
どっちの関係もありませんでした。笑
つまり、やっぱり自分の得意なところで攻めて、苦手なところをどれだけ補えるかが大事なのが分かりました。
まさにこの言葉通り。(ちゃっかり宣伝です。笑)
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さらに一人ひとりのデータを見ていくと面白い結果となりました。下りがめっちゃ速い髙村ちゃんなんて、この比率が1.35とズバ抜けていました。圧倒的に速いタイムを出した上田瑠偉くんの比率は1.22と標準的でしたが、あの上りをあの速度で駆け上がる走力・筋力がすご過ぎる。下りももちろん速くてベースの速度がとび抜けて速い。
私はどれも標準的で特徴が少ないので、上りも下りももっともっとレベルアップする必要がありそうです(;^ω^)
トレッドミルで走るのが苦手でしたが、登り対策のためにトレッドミルでの傾斜走を増やしました。いまはまだペースも遅いし、傾斜も8%までしか耐性がないので、どんどんベースを上げていきたいと思います(*^^*)
今日はこんなところで。
夕方になってしまいましたが、明日はちゃんと12時更新目指して頑張ります!
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