先日インタビューされたときに答えたシューズを洗う習慣について。
この習慣となった出来事は、熊本県の阿蘇のトレイルレース、ASO ROUND TRAILという、阿蘇の外輪山をぐるっと回る今ではエントリー開始直後すぐに締め切られるほど人気のレースです ☞ Aso Round Trail|阿蘇ラウンドトレイル
#asoroundtrail・121km/6,834m @instagram
有難いことにその人気のレースに2回ほど参加させてもらいました。第一回と第三回目の今年です。その大会では前日受付の際、シューズの裏を確認があります。事前に情報は入っていましたが、正直軽く考えておりました。
このくらいでいいでしょう。
という気持ちがあったことを正直に話します。この時わたしは深く考えていませんでした。砂や土が付いていないもの、という認識でしたが、私のシューズはトレーニング中に積み重なって着いた汚れがありました。
水洗いをしてもなかなか取れません。会場にはシューズを洗う場があり、そこでゴシゴシして洗ったのですが、もちろんピカピカにはなりませんでした。タオルで拭いても汚れはつかないことを確認し再度受付で確認をしてもらいました。
このときのことがすごく頭に残っていました。
シューズを長く使う事が山の環境を考えると必ずしもいい事ではないのかもしれない。そもそも、そうなる前に私のシューズへの手入れが足りていないのではないか。
富士山や高尾山の麓にはシューズが洗える水場が設置されています。アルプスも設置されているところ見たことがあります。トレランは登山よりもシューズへの衝撃が強いので、その山の種がソールに付きやすいかもしれません(差について調べたわけではありません)。
このルールというかマナーがあることにより、当初は大会のため、に行っていたシューズの洗浄でしたが、自然のため、に常日頃から意識するようになり、遠征時にも必ずブラシを持って行くようになりました。
今日は、そもそも外来種とは、というところから調べてみました。
まずは外来種とは・・・
外来種とは、たとえばカミツキガメのように、もともとその地域にいなかったのに、人間の活動によって他の地域から入ってきた生物のことを指します。
外来種によって起きる自然環境への影響
外来種は、在来種を食べたり生息・生育場所やえさを奪ったり、交雑によって地域個体群に遺伝的な攪乱をもたらすなど、地域固有の生態系を脅かしています。
外来植物は人間が持ち込んだものですが、その繁
殖が広がることで、もともとそこに自生していた在来植物たちが
姿を消し、在来植物と共生していた虫、鳥、動物たちも姿を消
してしまうなど、生態系そのものが大きく変わってしまいます。
オオバコは本来白山には生息していない植物で、登山靴や車のタイヤ、建築資材などについた種によって持ち込まれました。オオバコの種は更に登山靴に付着して山頂などに運ばれ、拡散していく状況の為、まずは登山口の早急な駆除が必要。
外来種によって高山植物に影響が出てしまうこと、動物や鳥の生体まで影響してしまうこと、あいまいだった知識を文字として起こすとなんて恐ろしい話。
外来種によってどう環境が変化していくのか。
もうちょっと詳しく調べていきたいと思います。
日本だけじゃない世界各国を走るものとして、もっと知るべき内容だと感じました。
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