コロナウイルスによって、たくさんのイベントが中止になっていますが、私の地元の山口県の笠戸島も同じく中止になりました。
【くだまつ笠戸島アイランドトレイル2020 大会中止のお知らせ】
5周年という記念の年
今年は、記念すべき5周年ということで、これまでと違った大会にしようと準備が進められていました。私も新たな肩書でこの大会に関わることも決まっていました。
これまで2月開催だったものを、今年は3月にして少しでも暖かい日に、という大きな変化もありました。1回目から関わっていることもあり、主催者側の気持ちを考えると、何とも言えない気持ちでいっぱいです。
それでも、コロナウイルスによって、全国各地からまた世界のランナーが笠戸島に来ることで、もしかしたら島のおじいちゃん、おばあちゃんに感染してしまうかも、というリスクがある以上はやっぱり開催は難しいですね。(他にも中止になった要因はあると思いますが)
地域を盛り上げるためのトレイルラン
地元の自然を活かした事業として、いまや全国各地にトレイルランニングのレースが行われていますが、笠戸島もその1つだと思います。山口県は読めても、下松市、の読み方が分からない人が多くいました。大会名も下松は平仮名が使われましたが、いまでは漢字でも呼んでくれる人が多くなりました。
笠戸島には島の人々より多い猫がいると言われています。しかし、5年前に始まったこのレースによって、この日は島史上最大の人が集まるようになったのです。島の人々からはトレイルランナーのことを「トレイル様」と呼んで喜んでくれました。
トレイルランニングで地域を盛り上げられる、ランナーとしては嬉しい一面もあり、反対に、トレイルレースのおかげで地元山口県の良さを感じたことも確かです。今年は中止となってしまいましたが、また改めて今年中に何か違うことで、島を盛り上げたいですね(*^^*)
さいごに
楽しみにしてくださった多くの方々、また来年みんなで、魅力ある大会に作り上げれたらと、地元トレイルランナーの一人として思いますので、来年もエントリーしてもらえると嬉しいです。
関係者の皆さま、これからがまたお忙しいと思いますが、お身体には十分に気を付けてください。
島の皆さま、下松市民の皆さま、別の機会で参りますので、そのときはどうぞよろしくお願い致します!!
笠戸島 ヒストリーフォト
気持ち新たに、また毎日ブログ書き始めました!
女性アスリートとして、大学院で学んだ山の運動生理学について、環境問題についても、トレイルランニングを通して得た情報を発信していますので、よかったら下の画像をクリックして応援してください♩