キミノの大冒険

12月はコツコツと。

コロナ禍でわたしが選んだマフェトントレーニング

急な雷雨メールに驚き、干していた布団を部屋に入れた30分ごに大雨。メールのありがたさと、リモートワークのおかげで毎日布団が干せることの嬉しさを噛み締めた昨日の出来事でした。(平和な話)

 

さて、今日は掲載された雑誌のお話から、その内容を深掘りしていきたいと思います!

 

今回掲載していただけたのは、Tarzan!誰もが知っているターザンに「Tarzan Trails No.88」ということで、よく走りに行く和田堀公園での取材していただきました。

 

f:id:k1m1n0:20200828104011j:plain

8月27日発売号

 

晴れの日を狙って狙って、なかなか晴れない中この日だ!と思ったら小雨が降る、というそんな状態。つまり、長かった梅雨の時期に撮影させていただきました。

 

コースの紹介がメインのコーナーですが、加えて、コロナ禍で宮﨑喜美乃はどんなトレーニングをしているの?ということで、今回はマフェトントレーニングについて、紹介させていただきました。

 

このトレーニング、ランナーの方ならご存知の方も多いはず。ターザンでも何度も紹介されているこのトレーニング方法ですが、至ってシンプルなトレーニングです。

 

心拍数を一定に走る。基準は180マイナス年齢

 

後は好きな頻度、好きな時間、好きな場所で行ってください。そんなトレーニング。簡単そうに思うじゃないですか。笑 これがめっちゃ難航しました。

f:id:k1m1n0:20200827175918p:plain

 

実は会社にマフェトンの本が置いてありました。三浦雄一郎が65歳で5年後の70歳でエベレスト登頂を目指す(自身初の最高峰登頂)と決めた時、トレーニングの一つの候補として三浦豪太が学んだ方法の一つでもありました(本には180-65=115の文字が)。#実践してたかは🤫

 

 

 

マフェトントレーニングは最初と最後にウォーミングアップとクーリングダウンをそれぞれ15分ずつ入れます。なので、最低でも30分のトレーニングであり、30分ジョグの時は、ウォーミングアップとクーリングダウンだけで終わります。

f:id:k1m1n0:20200828094637p:plain

こんなイメージ

 

高校の時の監督が「クーリングダウンは終わりじゃないぞ!明日へのウォーミングアップだからな!だらけんな!しっかりやれぃ!」と激励もらったことを思い出します。(ほっこり)

このウォーミングアップの大切さ、については以前エマちゃんとの対談でお話ししたので、ぜひこちらもご覧ください。https://www.youtube.com/watch?v=D7kjFjgJOmM&feature=share

 

 

問題は心拍数を一定というのが、もう1拍もずれちゃいけない、というのです。

 

以前ブログに書きましたが、心拍数を一定にするのって中々難しんです。本当に。プラスマイナス5拍程度でOKでしょ!って安易に考えていた私は、自己流でトレーニングしていたところ、今回の取材でターザンの編集者の方にご指摘いただき、猛特訓をしました。

 

人に見てもらうことの大切さと、楽しさを改めて感じた瞬間でもありましたが、実行するのが中々難しい。。。

 

では、ここで私の最初のマフェトントレーニングをご覧ください👇

f:id:k1m1n0:20200827183117p:plain

ファーストチャレンジ from Polar Flow

笑ったヒト、今から同じことやってきてください!笑

 

っていうくらい、最初はゆっくり心拍を上げて、安定させて、ゆっくり下げるってのができなかったのです。驚くくらい。この出来なさが面白くなっちゃって、UTMFの中止が決まった後から緊急事態宣言を見据えて行いました。

 

ぜひ、Tarzanで私の努力の成果をご確認ください。笑

 

 

 

 

話はコロナになりますが、緊急事態宣言になることが3月には予想できた、そしてそれが長期化することも分かっていた、大会も年内厳しいだろうと。そう考えた方も多いのでは。

 

コロナ禍で変えざる得なかったトレーニング。でもやれることはたくさんある、と言うことでトレーニングを考えた時の私の頭の中がこう👇

 

わたしがコロナ禍で考慮した3つのこと

①家から走っていける範囲でできる事

②ランの飛沫をできるだけ抑えたい(自分も気にする、周りも気にする)

③もう一度根本から鍛え直せる基礎のトレーニングがしたい

 

 

これまでもマフェトンには興味あったのですが、試合がかぶると心拍を上げたトレーニングをしないと不安だし(マフェトン実施時は無酸素系はNG)、山に行けばゆっくりでもすぐに上がる(マフェトンの効果はおおよそ3〜4ヶ月必要)。その点、コロナの期間はそれを気にしないでいいし、一人でトレーニングをするモチベーションにもなる。これが私が始めた理由です。

 

https://www.instagram.com/p/CEbgup5hn4G/

コロナをきっかけに#マフェトン理論 

 

ちなみに、私が目指している100マイルの種目では、直近では矢崎さんがマフェトントレーニングで結果を残しています。初の100マイル(信越五岳)で8位入賞。

mag.onyourmark.jp

 

日本のトレイルランニングの世界で言うと磯村さんが最初みたい。ターザンの過去記事を見ていただきたいが、初めての100マイル(HURT100)をマフェトンで走って4位、UTMFが9位という。

magazineworld.jp

 

 

実績もあるけど、検索してもあまり出てこない理由は?女性ってマフェトン厳しいって言うけど本当?!180-年齢公式のトレーニングだけじゃ絶対無理だよね?そんな私も疑問に思ったことを、引き続きブログに書いていきたいと思います。

 

何はともあれ、ターザンを買ってくださーい!!

magazineworld.jp

 

 

 

女性アスリートとして、大学院で学んだ山の運動生理学について、環境問題についても、トレイルランニングを通して得た情報を発信していますので、よかったら下の画像をクリックして応援してください♩

にほんブログ村 その他スポーツブログ トレイルランニングへ
にほんブログ村