いきなりですが、自分のあだ名でユニークな、”なんでそれ名付けられたの?”って言われるものありますか? わたしのユニークベストあだ名賞は ”ジョグ”
大学の頃、カラオケのバイトをしていた頃、オーダーされたものを届ける時いつもジョギングしていた私を見て、運動をまったくしない店長がつけてくれたあだ名なのですが、ジョグって言葉知らなかったと、なぜかやけにウケていたのです。
ジョグって言葉、ランナー用語なのですね。笑
ということで、きょうはジョギングとランニングの違いについて。
「今日のトレーニングは30分jog」
ってメニューを見たことがあるランナーは多いと思いますが、30分runとどう違うのか、当時は気になっていませんでしたが、何が違うのでしょうか。
一般的には、走る「強度」や「目的」が理由とのことですが、実際に強度ってどのくらいなのだろうか・・・ということで調べてみると。
ランニング→レース出場・趣味が目的
ジョギング→健康増進・準備運動が目的
と書かれているのが多々。
ほほー!そうなのか。
でも大学時代(レース出場が目的)にもジョグって使ってたけどな。あれ?笑
運動強度で比較するとどうなのか。国立健康・栄養研究所が出している指標では、ランニングは時速6.4km以上のペースのことを、ジョギングはそれ未満の速度ということ。
時速6.4kmって、1km9分22秒ペース。
このペースでは大学時代は走ってないですね笑
こう考えると、定義って難しいなぁと思いますが、おそらく大学時代は目的重視で使っていたのだろうなぁと。例えば火曜日と金曜日にポイント練習(高強度練習)を予定しているとすると、間の水曜日と木曜日は”疲労抜き”を目的に走っていました。もっと詳しくいうと、木曜日は”刺激”を入れるために走った後に流しやWSを入れたりして整えていました。
この疲労抜きや刺激を目的としていれば「ポイント練習のための”準備運動”」と捉えれば、ジョギングになりますね。ジョギングはパフォーマンスアップのため、というよりは、身体を整えるためのトレーニング。そういった解釈であれば何も間違っていない。
意識的にメニューにRUNとJOGの使い分けをするのもいいかもしれません。
目的あるトレーニングを
特にトレイルランニングでは、運動時間が長いため、長く走るトレーニングをする方が多いと思いますが、動き続けることを目的としたロングジョグ、ペースを意識したロング走(ラン)と言い分けすることで、トレーニングの目的がしっかり意識づけられます。
トレーニングの原理原則の中に、意識性の原則というものがあります。
なぜこのトレーニングをするのか、なぜこのタイミングでするのか、なぜこの強度でするのか、そういったことを理解してトレーニングをするのとしないのとでは得られる効果が全く違うよ、という原則です。
ランニングはランニングでも、頑張るだけがランニングじゃない。
疲労抜きのため、ピリッと刺激を入れるため、 フォーム矯正のため、筋衝撃を与えるため、心拍数を上げるため、心拍出量を上げるため、、、、などなど。
何のために行っているのか、それを意識してトレーニングするとより自分の目標像に近づけると思います。
目的意識を持たせる指導を行っている創価大学駅伝部の榎木監督のインタビューにも刺激をもらいました👇
女性アスリートとして、大学院で学んだ山の運動生理学について、環境問題についても、トレイルランニングを通して得た情報を発信していますので、よかったら下の画像をクリックして応援してください♩